子供たちのむし歯は、年々減ってきています。

むし歯がなければ健康？なんでしょうか。

むし歯がなくて、丈夫な歯あるのに使えない。お口の機能発達不全の子がすごく増えてきています。つまり、「むし歯がない＝お口の健康」ではなく、「丈夫な歯をもち、お口の機能がしっかり発達する」でないと健康ではないのです。

なぜお口の機能が発育できないのか？

近年、食事が柔らくなってきていること、アレルギーなどの鼻疾患、人類進化に伴う顎骨の縮小によって、顎の成長とお口の機能が低下しています。お口の機能は、”食べる”、”呼吸する”、”話す”といった、あたり前の機能ですが上手に養われず、「口腔機能発達不全症」を呈している子がたくさんいます。そして、この口腔機能低下症はお口だけの問題ではなく、からだ全体の健康に関係してきます。

子供に必要な予防歯科は「虫歯予防」・「あごの成長」・「お口の機能獲得」が必要です。それぞれの要素がしっかり整わなければ、お口から体の健康まで守ることができません。小児期に予防歯科をとおして、自らの健康を守る知識を身につけることが、生涯をとして健康の意識を高めることにつながると考えています。

「歯医者さん＝痛い・怖い」のイメージを変えるため、笑顔で通院できる歯医者さんづくりを目指しています。歯医者さんは虫歯になって痛くなったら行くところでは、なかなかそのイメージは払拭できません。またの歯科ではお口すくすくクラブを通して、楽しみながら、歯医者さんに慣れるトレーニングをしていきます。歯医者さんは虫歯の治療する所から、お口の健康を守る習い事（お口の機能トレーニングやハミガキトレーニング、歯医者さんトレーニング）として、達成して楽しめるプログラムを作っております。