歯周病は、４０歳以上の８割が罹患している言わており、初期段階では自覚症状がなく、いつのまにか歯がぐらつき始め失ってしまう病気です。現在、歯の喪失原因の40％を占め、むし歯を超え１位となっております。

　歯周病の予防には、日々の歯磨き習慣、生活習慣、そして歯科医院での定期的な検診、メンテナンスが重要が大切になります。

　当院では、歯周病治療終了後は専任衛生士が、メンテナンス担当し、ただ、歯石や汚れを取るだけでなく、日々のブラッシングでの磨き残しや小さな変化を見逃さないよう、患者様毎に精密に口腔内をチェックし、より清潔な状態を長続きできるお口の環境づくりを目指しております。

当院では、歯石除去やインプラントメンテナンス、歯面清掃、着色除去には、エアフローマスターピエゾンを使用しております。

従来のクリーニングに使用する機械は、超音波の振動を利用し、歯石を砕いて除去するというものでした。知覚過敏の方や歯科恐怖症の方は、痛みや振動による苦痛に思われた方も多いいのではないでしょうか？

エアフローマスターピエゾンは、パウダーと超微細ウォータースプレーの噴射により、歯面や歯周組織にはダメージを最小限に抑え、バイオフィルムや着色を除去することができます。

　＊ただし、硬い歯石に関しては、超音波やハンドスケーラーで除去する場合もあります。　

定期的に顔面・口腔内写真撮影、歯型採取、レントゲン（10枚法）撮影、口腔内唾液検査を行い、これを元に、カウンセリングを行います。これは、現在の状態を、ご本人、歯科医師、歯科衛生士が理解し、今後のメンテナンスプランの再検討や場合によっては予防的な歯科治療を検討する場を持つためです。3者が一体となり、お口の健康を目指すために必要な時間と考えております。